折衝力・交渉力研修

相手との対立を調整し、双方が共に満足する合意形成へと導くスキルを習得します。また、折衝・交渉に必要不可欠な 「ディベート」の疑似体験で、緊張場面での真の対応力を身に付けます。

研修日数2日間
適正人数16~24名

※ 研修日数や受講者数はご相談に応じます。

プログラム例はこちら

今、行政で働く人達に「折衝力・交渉力」の必要性が高まっているように思います。住民の権利意識が高まり、要望や苦情を言ってくるケースが増えているからです。また、業務上、住民に合意を求めることも多いと思います。折衝・交渉とは、相手と話し合って掛け合い、談判することです。
関係者同士が話し合って、お互いに納得できる合意点を見つけ出す努力は、社会人としての基本的な態度です。トラブルになったケースも折衝・交渉の仕方を心得ている人には、簡単な話し合いで納得を得られることが多いもの事実です。

こんな方に特におすすめ

・ 住民と対応する機会が多い方
・ 住民に納得してもらえるように説明をするのが苦手な方
・ 関係部署との折衝場面で、うまく折り合いをつけて話を進めるのが苦手と感じている方

研修のねらい

・ 自治体職員として、業務を円滑に運ぶためのコミュニケーション能力を高める
・ 折衝・交渉の前提条件となる対人関係のあり方を磨く
・ よりよい協力関係を創る折衝・交渉力スキルを体得する
・ 基本能力の話力・聴解力のスキルアップを図る
・ 人を動かす説得法を体得する
・ 大勢を対象にしたプレゼンテーションスキルを向上させる

プログラム(一例) 2日間研修

時間 概要
1日目

1.行政業務の活躍条件とコミュニケーション能力の重要性
(1)期待条件と活躍スタイル

(2)協力関係を創るコミュニケーション

【実習】 自己紹介・他者紹介

 
2.折衝・交渉力の基本能力
(1)人間関係のスキル
(2)自己表現力
(3)情報収集・分析力

 
3.折衝・交渉を決める話力・聴解力の磨き方
(1)相手の心を開かせる話し方
(2)心と内容を理解する聴き方演習

【実習】 即題プレゼンテーション

 
4.わかりやすい説明法
(1)効果を高める説明の構成法
(2)説明の具体的な進め方

【実習】 コミュニケーションゲーム

2日目

5.人を動かす説得の実際
(1)説得の基礎条件の信頼関係
(2)説得の進め方

【実習】 説得的3分間プレゼンテーション

 
6.ディベート的演習
(1)演習のネライと進め方
(2)演習と折衝・交渉の生かし方

【ディベート的演習】 立論 → 討論 → 審査 → ふり返り

 
7.まとめ
(1)今後の活躍に向けた努力ポイント
(2)人間力を磨く     

研修担当者の皆様へ

「どのような研修を企画すれば、自分たちの組織のためになるのか」
「どのような研修を実施すれば、受講者が満足するのか」
研修担当の皆様は、日々、このようなお悩みを抱えていることと存じます。
私どもが目指すのは、受講者はもちろんのこと、ご担当者にも満足していただける研修です。
「総合教育に頼んでよかった」
そう言っていただけるよう、ご担当の方と協力しながら取り組んでいきたいと考えております。