部下をその気にさせ、意欲的に動くように促すためのスキルを習得します。自分で考え、計画を立て、実行できる自律型社員の育成にもつながります。
組織の継続的な成長と継続的な成果は、自ら考え、行動する自発的な社員がいかに育っているかにかかっています。コーチングは現状の課題を明確にし、質問することにより自ら考えさせる癖をつけ、行動へと促していきます。そのプロセスで、まさに、“人材“が育成されるのです。
指示型コミュニケーション(指示・命令を待つ依存型社員)から質問型コミュニケーション(自ら考え行動する自発型社員)へ! コーチングを活用してみませんか。
リーダーは多様なコミュニケーションの課題に直面しています。
部下からうまく情報を引き出せない…
・こちらから聞かないと報告がない。
・問題を抱えていても、かなり深刻になってからでないと相談をしてこない。
・何を考えているかがよくわからず、小さな出来事から誤解が生まれる。
状況変化への対応がうまくできない…
・部下との価値観や常識のズレを埋めることができない。
・若い人は自己中心的である。
・無責任、無気力な部下に対応することができない。
言ったことが伝わらない…
・部下との意志の疎通が難しい。
・自分の関心事と部下の関心事が重なっていないため、話がうま<伝わらない。
・指示した内容が理解されないので、一部の結果しか出てこない。
コミュニケーション・スキルの必要性を感じる…
・部下のそれぞれの個性に対応できない。
・数字以外の部下の目標を設定できない。
・指示を出す時、ぶっきらぼうな命令口調になってしまう。
コーチングとフォロワーシップ
コーチングは、自発的な行動を促すコミュニケーションスキルです。多くの場合、目標達成したり問題解決するための答えや能力は、その人自身が持っています。その答えや能力を引き出し、行動に変えていくのが、コーチです。
管理職社員がコーチングスキルを身につけ、上司・部下後輩の問題解決や目標達成に積極的にかかわることが、今、求められるフォロワーシップの形です。
コーチング研修のねらい
管理職社員のリーダーシップ・フォロワーシップ向上がチーム全体の動きを活性化します!
◆ 研修の目標
1.リーダーとして、自分に向けられる役割期待を見据えた目標設定をする
2.リーダーシップ強化のため、コミュニケーションスキルを学ぶ
3.職場内の課題に率先して関わり、部下を指導しながら解決するスキルを身につける
◆ 期待できる効果
1.チーム全体、目標達成に向けての取り組みが具体化します
2.上司・部下後輩のフォロワーとして、仕事の守備範囲が広がります
3.問題解決のスキルが向上します
4.チームの生産性が向上します
5.職場のコミュニケーション環境が改善されます
プログラム(一例) 1日研修
時間 | 概要 |
---|---|
午前 | 1.オリエンテーションと講義 【アイスブレイク/講義】 2.仕事に向けるモチベーションの維持 【講義・グループディスカッション】 3.環境変化・私達に対する役割期待と求められる能力 【ディスカッション/発表】 4.コミュニケーション力向上の為に 【対話式講義】 |
午後 | 5.交流分析により自己認識を高める 【チェックシート・講義】 6.やる気と成果を引き出すコーチング 【講義・事例研究】 7.周囲の協力を得るコミュニケーションスキル 【対話式講義】 8.まとめ ~ヒューマンスキルが職場を活性化させる 【ポイント講義・目標設定】 |