自分自身の怒りの感情に向き合い、感情をマネジメントするスキルを身に着け、良好な人間関係を作るための心理トレーニングです。
研修日数 | 1時間~5時間程度 |
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適正人数 | 15~25名程度 |
※研修以外にも、講演も承っております。
研修(講演)時間、人数については、お客様の状況やご要望に合わせて
ご相談に応じております。お気軽にお問い合わせください。
近年、テレビ・書籍、新聞等などでも、ますます注目されているアンガーマネジメント。特にコロナ禍において、ストレスを抱えたり、先の見えない不安からイライラした気持ちを抱えている方が多くなっているのではないでしょうか?
アンガーマネジメントは、心地よい日々を過ごすため、また円滑な人間関係のもとで仕事をする上で、ぜひ身に着けたいスキルです。感情に振り回されず、適切に感情表現ができるようになることは、職場の人間関係にも、よりよい影響をもたらします。
アンガーマネジメントとは
アンガーマネジメントとは、1970年代にアメリカで生まれた「怒りの感情と上手に付き合うための心理トレーニング」です。怒りを我慢して怒らないことではなく、怒る必要のあることをは上手に怒り(伝え)、怒る必要のないことは、怒らなくて済むようになることを目的としています。誰にでもわかりやすいメソッドなので企業研修を初めとして、官公庁、学校関係、医療や福祉の現場でも、数多く導入されています。
怒りの感情をコントロールできるようになると…
怒りは誰もが持っている自然な感情です。ただ、表現の仕方を間違えてしまうと、
自分や人を傷つけてしまい、時には人間関係を壊してしまうこともある強い感情です。そのため、感情のコントロール方法を学び、トレーニングを続けて、自分の怒りを適切に表現できるようになることが重要です。アンガーマネジメントができると、自分自身だけでなく、相手の感情も理解しようという意識が芽生えるので、人間関係や職場環境に、非常によい影響をもたらします。
パワハラ防止にもアンガーマネジメント
2020年6月より、パワハラ防止策が義務化になりました。
パワハラについて法的な研修をしている組織が増えているものの、その効果は限定的なものになっているようです。その理由としては、頭では理解していても、感情がついていかずに起きてしまうというパワハラが後を経たないからです。一歩間違った怒り方をしてしまうと、人間関係の悪化、信用や自信の喪失、など、自分も周囲も生きずらくなり、人生を壊してしまう可能性もあります。
アンガーマネジメントを学ぶことは、パワハラを生まない職場環境作りにおいて非常に有効です。
体罰防止・生徒の感情理解教育にも、アンガーマネジメント
教員による体罰の防止や、適切な生徒指導にもアンガーマネジメントは有効です。
相手の行動や問題の改善のために「叱る」のではなく、自分の感情の赴くままに生徒に怒りをぶつけてしまっていることはないでしょうか?
叱り方はスキルです。怒りをわかりやすく健全に伝える方法や、建設的な行動に変える方法を学ぶとともに、子ども達への適切な叱り方や傷つけない言葉のかけ方を身に着けることができます。
アンガーマネジメント診断
アンガーマネジメント診断は、オンラインで受検していただき、
怒りのタイプ、強度、持続性、頻度、耐性、攻撃性といったご自身の怒りの傾向を分析するものです。
診断を受けてから研修を受講することで、自分は関係ないと思っている方にも必要性を感じていただける、という理由で、取り入れているクライアントさまも多くいらっしゃいます。四字熟語版、キャラクター版があり、視覚的にもわかりやすく興味をひく診断書をお一人おひとりにお渡しいたします。(別途料金がかかります)
〇四字熟語版 〇キャラクター版
弊社担当より
コロナ禍による緊急事態宣言の影響で、研修日程の延期や中止もあった2020年度ですが、アンガーマネジメント研修は、新規でご依頼いただくことの多い、研修の一つでした。
コロナ禍での対面研修は、様々な制約があり、実習の方法等も工夫が必要なのですが、講師やクライアント様と相談をしながら、限られた制約の中で、最大限に研修効果を発揮できるように、内容を検討し実施いたしました。
その結果、受講者をはじめ、ご担当者様からも高い評価をいただき、まだ受けたことがない方にも、ぜひ受講させたい!と2021年度も継続して多くのご依頼をいただいております。
60分程度の講演会(研修)から、1日研修まで、クライアント様のご要望に合わせて、プログラム内容をカスタマイズさせていただきます。また対面研修だけではなく、オンラインにも対応しております。
お気軽にご相談くださいませ。
アンガーマネジメント研修(プログラム例)
時間 | 概要 |
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3時間 | ■アンガーマネジメントとは? ■怒りの感情とは? ■問題となる4つの怒り ■カッとなったときに待つテクニック ■私たちを怒らせるものの正体 ■怒りが生まれるメカニズム
※上記はプログラムの一例です。 |
受講者の声
・とても役に立つので、多くの社員に受けてほしい。
・パワハラ傾向にある人に聞かせたい内容でした。
・アンガーマネジメントは怒らないことだと思っていたが、上手に怒ることでもあるというのは、目から鱗だった。
心理トレーニングということで気持ちが楽になった。
・相手との関係がこじれることなく、コミュニケーションの一つのツールとして上手に叱れることが向上につながる
(前向きにとらえることができる)と気づける機会となった。
・自分が怒りを感じるタイプと、どう向き合う傾向があるかわかった。
・アンガーマネジメントは、対人関係に問題のある人が受講するのかと思っていましたが、
コミュニケーションを円滑にするためにも、どんな人にも重要だということがわかりました。