心理学の様々な手法や理論を駆使して、コミュニケーションスキルや、社会・対人関係能力を開発し、個人と組織の活性化を促します。
コミュニケーションのよい職場は、社員に活気があり、業務上でもよい結果を出しているといえます。しかし最近はIT社会化に伴い、人と人のつながりが薄れ、コミュニケーション能力の低下が危惧されています。人間は自分が意識していなくても、自分のコミュニケーション能力の枠内で生きています。コミュニケーション能力を高めることは、職場や社会に対する影響力を高めることでもあるのです。
当研修は、交流分析、プレイバックシアター、アートセラピー、ゲシュタルト、グループアプローチ理論、キャリア開発理論等の手法を取り入れ、お互いの考えや思いを理解し、共感しながら社員同士の共通意識や一体感を体験し、個人の人間力を高め、組織に寄与できる人材の育成を目指します。
「人間力開発ワークショップ」とは
総合的な人間としての魅力を開発するグループアプローチによるワークショップです。人間力の大きな構成要素であるコミュニケーションスキルなどの社会・対人関係能力と自己制御能力を開発し高めます。
◆ 体験学習
他者から教えられるのではなく、一人一人が主体的に人々と繋がる体験をしながら、自ら気付き学び取っていきます。
◆ 右脳訴求型
体験したことをイメージとして潜在意識脳に記憶し、必要な時にいつでも引き出せるようにします。
※ グループ・アプローチとは、集団内で自分を表現し、お互いにサポートし合い、現在から将来への対処方法の「気づき」を得る手法です。
右脳訴求型研修
大脳は右と左に分かれ、右側を右脳、左側を左脳といい、1981年にノーベル賞を受賞したアメリカの大脳生理学者、ロジャー・W・スペリーによってその機能分担が発表されました。
右脳とは、非言語性、感覚性、空間性、音楽・絵画性などをつかさどる脳。一方、左脳は数学的、論理的、言語的な機能を持つ脳と認識されています。
「人間力開発ワークショップ」は、正に右脳訴求型です!
プログラムのゴールは “未来”
「人間力を高める」という漠然としたテーマのモチベーションをあげるために、このワークショップのゴールは、「それぞれの望む未来や目標とそこに到達する方法をイメージ化して、参加者全員で共有する。」とします。
自分自身への考察から始まり(自己認知力・課題発見力)、参加者同士が人間という深い観点からアプローチしていき(コミュニケーション力)、他の参加者の協力による3次元・動きで表現(創造性)し、イメージ化=視覚化するプロセスで必要とされる人間力の要素にスポットを当てていきます。
6つの体験ステップ
① 出会い
②「自分」を知る
③「相手」を知る
④「相手と自分」OK&OKのサインを出し合う
⑤「変化」を感知し、失敗を恐れず対応する
⑥ それぞれの未来を視覚化し、共有する
プログラム(一例) 2日間研修
時間 | 概要 |
---|---|
1日目 | 1.オリエンテーション 2.ウォーミングUPの全体ゲーム 3.絵による自己紹介『私は誰?』 4.自分を自己表現『今の気持ち』 5.小講義:体験学習とグループアプローチ 6.絵葉書選びで相手を知る『いつかどこかで。。。』 7.グループ作り、メンバーを知る『1分間紹介』 8.チームワークゲーム『陣形づくり』ほか 9.小講義:チームコミュニケーションに必要な要素 10.まとめのシェアリング |
2日目 | 1.ふりかえり 2.小講義:人間力と創造性 3.身体を使ったグループワーク各種 4.グループでOK&OKに挑戦『即興彫刻』ほか 5.望む未来のイメージづくり(グループ) 6.望む未来のイメージづくり(全体) 7.小講義:魅力的な人間への第一歩 8.まとめのシェアリング |
※ 受講予定の参加者により進行内容を作ります。当日の参加者の状況による進行内容の変更があります。