2018年8月11日 劇団四季キャッツ開幕!
ブログを読んでくださっている皆様、こんにちは!
慌ただしくしており、しばらく当社のブログを更新ができずにおりましたが、また定期的にブログを更新していきたいと思います。ぜひお時間のあるときに、のぞいていただけると嬉しいです。
私、教育事業部の小林友子と申します。今後、当社のブログをメインで担当させていただく予定でおります。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
さて、私、今年の元旦からとても楽しみにしていたことが最近実現しました!
2018年8月11日(土)、劇団四季の「キャッツ」東京公演がついに開幕したのです。
東京大井町の「キャッツシアター」に早速行ってきました。
そこで、今回は劇団四季のキャッツのお話しを書かせていただきます。
実は、前社長も劇団四季のファンで、私が今回キャッツを観にいくことを伝えると、
キャッツのことをぜひブログに書いてほしいと頼まれました。
ちなみに、前社長は、品川、浜松町、横浜で全10回観劇しているようです。
「キャッツ」は、今年の11月で日本初演35年目を迎え、2019年3月には通算10,000回を達成予定のロングラン公演をしている人気のミュージカルなんです。
ただ、「キャッツという言葉は耳にしたことはあるけど…。」という方がほとんどではないでしょうか。
そこで、まず始めに、簡単に内容をご紹介させていただきます。
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「満月が青白く輝く夜、街の片隅のゴミ捨て場。
たくさんのジェリクルキャッツたちが、年に一度開かれる”ジェリクル舞踏会”に参加するため集まってきます。
人間に飼い馴らされることを拒否して、逆境に負けずしたたかに生き抜き、自らの人生を謳歌する強靭な思想と無限の個性、行動力を持つ猫、それがジェリクルキャッツ。
そして今宵は、長老猫が最も純粋なジェリクルキャッツを選ぶ特別な舞踏会。
再生を許され、新しいジェリクルの命を得るのは誰か。
夜を徹して歌い踊る猫たち。
やがて夜明けが近づき、ナイフで切ってしまえそうな静寂に向かって、天上に上り、
新しい人生を生きることを許されるただ一匹の猫の名前が、宣言されます。
その猫とは‥」 (劇団四季HPより) ミュージカルキャッツストーリー
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私は、舞台やミュージカルの鑑賞が大好きです。もちろん、劇団四季のファンクラブにも20年前から入っております。
今でこそ、劇団四季の舞台を上演する「四季劇場」が、全国各地にありますが、当初はまだ専用の四季劇場がありませんでした。なので、日生劇場、赤坂ミュージカル劇場(今のTBS赤坂ACTシアター)などで四季の舞台を観に行っていました。
はじめてCATSをみたのは、1995年、品川駅港南口のキャッツシアターにて。
当時、中学3年生でした。学校のクラスの担任の男性の先生が、よく「CATS」と書いた黒いTシャツを着ていて、(先生の妹さんがキャッツシアターで働いていたそうです。)「キャッツってなんだ? 一度観てみたいなと、父に連れていってもらったことがきっかけでした。
劇団四季の舞台は、小学校のときに、2回ほど学校で観に行っていたので、(学校が抽選で当たって観に行けたようです)
3回目の劇団四季の舞台。
ドキドキワクワクしながら、舞台が始まるのを待ったのですが、見終わった最初の感想は、「なんだかよくわからなかったけど、歌が感動したね」と父に話したのを覚えています。歌と踊りは、すごい! と思ったのですが、何も知識がなく観に行ったので、ストーリーが全然わからなかったのです。ただ、娼婦猫のグリザベラという名前の猫が「メモリー」という曲を劇中で歌うのですが、その歌を聞いたとき、はじめて、歌を聴いて鳥肌が立つという経験をしたのです。
確か、当時のグリザベラ役は、早水小夜子さんという方で本当に素敵な歌声でした。
終演後には、CDを買って帰り、受験勉強をしながら毎日のように聴いていました。
その後、高校生になり、音楽に力を入れている学校だったこともあり、ミュージカルが好きな友人も多く、一緒に様々な劇団四季の舞台を観にいくことができました。(当時は、いちばん安い席を購入し、双眼鏡で舞台を観ては、役者さんと目が合ったと喜んでいました!)20代になって再びキャッツを観劇したときには、曲も頭の中にバッチリ入っている状態で、それぞれの猫の生き方や人生に共感したり、うらやましく思ったり、感動したり、CATSを楽しめるようになりました。
さて、話は現在に戻りますが、今回は、30代になって観劇した初めてのキャッツ!
四季の会の先行抽選でS席が当たり、8月18日(土)に観劇してきました。
13:30開幕でしたが、11:30に大井町で待ち合わせをして、ランチをしてから、いざ劇場へ!
今までみた、キャッツシアターは、黒色がベースでしたが、今回は白色!新鮮でした。そして、客席内は、ゴミのオブジェを見に客席内を散策する方々であっという間に賑わい、開演直前まで熱気で溢れました。ゴミのオブジェをみているだけで、ワクワクしてきます。
賑やかな雰囲気から一変、開演時間になると、客席内は静寂に包まれました。演出がかなり変わったときいていたので、隣に座っていた友人と、「緊張するね」「ドキドキするね」と小声で話していると、やがて「オーヴァーチュア」が鳴り響き、猫たちの舞踏会の始まり。22匹のジェリクルキャッツの、時に激しく時に妖艶なダンスに客席は一気に惹きこまれ、ワンシーンごとに熱い拍手が送られました。
休憩時間には、猫たちが歌い踊っている舞台に上がることができ、「ここはこんな風に作られているんだ」とひとつひとつの作りに、四季の美術のクオリティーの高さに感動していると、あっと言う間に20分の休憩時間は終わってしまいました。
今回は、演出がだいぶ変わっており、今までになかった新しい歌のナンバーがあったり、曲調が変わっていたり、キャッツファンの中では、賛否両論意見はあるようです。ただ、終盤のグリザベラが歌うメモリーはやっぱり感動的で、客席の雰囲気も最高潮へ!
カーテンコールではスタンディングオベーションで拍手喝采でした。今まで、観に行くたびに、猫が握手しに会場にきてくれていたのですが、今回私は握手はなんとできず、それだけが残念。次回は握手しにきてくれるといいです。
劇団四季のミュージカルキャッツは、来年の6月までチケットが発売されています。CATSシアターのよいところは、会場が狭いので、どの座席からでも楽しむことができるところ!1階のみのアリーナ形式で、舞台から最後列までの距離は、約20メートルと近く、3,240円のC席でも臨場感を味わうことができるのです。
ちなみに、最前4列は回転席となっており、前奏に合わせて舞台とともに180度回転します。劇場内は、猫の視点の世界を再現し、舞台と客席全体には、実物の3倍サイズのごみのオブジェを約3000点設置しているそうです。
今回のご当地のゴミは、品川観光大使「シナモン」のぬいぐるみや「しながわ水族館」のチケット、東京バナナもありました。また、私は見つけられなかったのですが、劇場のどこかには四つ葉のクローバーを隠しているそうです。
次回は、C席から、CATSの世界を楽しんでくる予定です。
CATSをまだご覧になっていない方、ぜひ、キャッツ・ワールドを体感してみてください。。その際は、開演30分前に劇場に入って、たくさん飾ってあるゴミのオブジェを楽しんでみてください。
それでは、また♪