若手社員フォローアップ研修

効果的な仕事の進め方に関する知識とスキルを習得し、仕事に対する自信を強化すると同時に、モチベーションアップを図ります。

研修日数2~3日間
適正人数20~30名
受講対象者入社2~4年目の社員

※研修日数や受講者数はご相談に応じます。

プログラム例はこちら

入社2~4年目というと、仕事にも慣れてきて、さらなるレベルアップが期待されてくるころです。
当研修では、それぞれの職場・職務での経験を振り返り、仕事に対する自信を強化すると同時にやる気の涵養(モチベーションアップ)を図ります。さらに、効果的に仕事を進めるための知識とスキルの取得を目指します。仕事への動機づけやタイムマネジメント、問題解決等、若手職員に必要とされるテーマを一つにまとめた研修となっております。

修得が期待できる知識及び技能等

1.仕事に対する動機づけ

各自のこれまでの経験や思いを整理し、グループ内で発表します。また、他の受講者の話をきき、グループ討議をすることによって、自身の状況を再確認します。そして、自信の強化とやる気の涵養(モチベーションアップ)を図り、学習意欲の向上を目指します。

①「仕事における成功体験・仕事を通して成長できたと思うこと(うまくいったこと・うれしかったこと・自身の成長や変化を感じたこと)」「自身の持ち味や強みだと思うこと(仕事や社会人として自信が持てるところ・自分なりに心がけていること)」「仕事における失敗体験・未達成事項(うまくいかなかったこと・困っていること・まだ自分に足りないと思うこと・不安に感じていること)」「仕事における今後の課題や目標」などを各自で言語化し、共有することで明確化します。(事前課題シートを使用します)

②「3~4年目の社員に求められていること」についてグループ討議と発表を行います。また、講師によるフォロー講義で、『プロ意識(自立と自律、当事者意識と代表者意識)』『達成志向』『自己研鑽』『チャレンジ精神』などの重要性を確認します。

 
 2.効果的な仕事の進め方に関する知識やスキル

今後より必要となるビジネススキルを確認し、的確で効率的な業務遂行能力を高めます。

① 育成的ジョブローテーションをふまえて、長期的なキャリアを意識した前向きな仕事の捉え方を確認します。

② 質の高い仕事の進め方について、基礎知識を確認します。
 (PDCAサイクル、仕事の優先 順位、報告・連絡・相談のしかた、5S活動、 ムリ・ムダ・ムラの排除 等)

③ タイムマネジメントについて、基礎知識を確認します。 (計画の視覚化、段取り力 等)

 
 3.問題解決に関する知識やスキル

改善意識や課題意識をベースとした問題発見・課題形成・解決策決定などの考え方や技法について、『論理的な思考力』および『創造的な発想力』を中心に修得します。

① 職場環境や業務遂行における問題や課題を発見・認識する力を高めます。

② 問題認識 → 課題形成 → 解決策発想 → 解決策選択のプロセスとコツを修得します。

プログラム(一例) 2日間研修

時間 概要
1日目

1.これまでを振り返り、課題を明確にする
  ・「仕事における成功体験 ・ 仕事を通して成長できたと思うこと」
  ・「仕事における失敗体験 ・ 未達成事項 ・ 今後の課題や目標」 等の情報共有

2.組織人としての意識を高める
  ・「若手社員に求められていること」 情報共有と整理
  ・『プロ意識(自立と自律、当事者意識と代表者意識)』『達成志向』 『自己研鑽』
  
『チャレンジ精神』等の確認 など

3.長期的なキャリアと現在の仕事をつなげる
  ・ 長期的なキャリアの基本的な考え方
  ・ 仕事、立場、役割などを前向きに捉えるコツ など

4.質の高い仕事の進め方を身につける
  ・ 業務遂行に役立つ様々なキーワード

5.タイムマネジメント力を高める
  ・ タイムマネジメントの目的と効果
 
・ 計画を視覚化するコツ
  ・ 段取り力を高めるコツ など

2日目

6.問題解決力を高める
  ・”問題” とは何か
  ・”問題” の種類(「発生型」「設定型」「潜在型」)と課題設定のしかた
  ・ 問題意識の重要性(改善意識と課題意識)
  ・ 問題への感度を上げるコツ
  ・ 問題解決の基本手順と技法
   ※ ブレーンストーミング法、希望点列挙法、欠点列挙法、属性列挙法、チェックリスト法、マンダラノート、焦点法、
       NM法などをご紹介します。


【問題解決の総合演習1】

小グループに分かれて1つの問題を例に取り上げて、講義で学んだ技法を用いて、その問題の
原因分析を行います。分析結果はロジックツリー(Whyツリー)として模造紙にまとめます。


7.今後へつなげるための実行宣言を行う

「研修での学びや気づき」「今後の目標イメージや行動計画」をシートへ記入し、グループ内で
発表します。

 
◆ 研修全体のまとめ

研修担当者の皆様へ

「どのような研修を企画すれば、自分たちの組織のためになるのか」
「どのような研修を実施すれば、受講者が満足するのか」
研修担当の皆様は、日々、このようなお悩みを抱えていることと存じます。
私どもが目指すのは、受講者はもちろんのこと、ご担当者にも満足していただける研修です。
「総合教育に頼んでよかった」
そう言っていただけるよう、ご担当の方と協力しながら取り組んでいきたいと考えております。