実際に体を動かしながら、心と身体の仕組みを学びます。また、メンタル不全対策として、身体健康管理法やセルフケア法を体得できます。
現代はストレス社会と言われております。職場では、メンタルヘルス不調で休職する人の数が増え続けています。 独立行政法人労働政策研究・研修機構の調査によると、主にメンタルヘルスの不調による休職者が、過去3年間で約半数の企業に発生し、復職率は約5割であるとの結果が出ています。つまり、休職者の半分もの人々は治らずに、そのまま退職しているということになります。 このように、メンタルヘルス不調は、一度なってしまうと職場への復帰は難しいのが現状です。これは、本人はもちろん、組織にとっても大きなダメージとなります。 こうした状況から、メンタルヘルスへの取り組みを、“治療”から“予防”へと軸足を移す組織が多くなってきております。
「心と体の健康マネジメント」は、メンタルヘルス不調にならないためのセルフケアを「体」の面からアプローチする研修です。また、プログラムも、誰にでも楽しみながら簡単に取り組めるよう、考えられて作成しております。心はもちろん「体」のエキスパートである講師が、心身ともに活き活きと健康に過ごすための具体的方法を伝授いたします。
体のケアは心のケアにも繋がる
本講座では「体」の面を中心に、メンタルヘルスを考えます。人間の心と体は密接に結びついており、心の不調が体に表れ、体の不調が心に影響していくからです。 ストレス関連の初期症状はまず「体」に表れます。 例えば、肩こりや腰痛はその典型といわれています。それを、単なる肩こり・腰痛として放置せず、マッサージ等で体のケアをしていくことで、その後の結果が大きく変わってくるのです。
・自律神経を刺激することで、心身がリラックス&リフレッシュされ、ストレス状態が緩和される
・血液循環が良くなり、ストレスによる筋肉の硬直をゆるめる
・病気やストレスに対する抵抗力が増す
適度に体を動かすことで、こういった心身の健康につながるさまざまな効果が期待できるのです。 まずは、自分の体について知ること。そして、体が発する声を聴いて、気づけるようになること。それが、メンタルヘルス不調の予防へとつながっていきます。
ストレスについて知ることが非常に重要
当講座では、“体”だけでなく、“心”についても学んでいただきます。 特に、“ストレス”については、誰もが知っておく必要があります。 普段からよく耳にする言葉ですが、意外と詳しい知識を持っている方は少なく、 体に大きな影響を与えるにも関わらず、軽視されているのが実状です。
・ストレスとは何か?
・ストレスを溜めると、どんな悪影響が生じるのか?
・ストレスとは、どのように関わっていけばよいのか?
ストレスについて理解を深めることで、体をケアすることの必要性を感じ、受講意識や研修後のセルフケアの継続意識を高めます。 また、それ以外にも、自らの心の健康状態について適切に認識できるようになり、 体が発する声に気づきやすくなるいう効果が期待できます。
誰にでも継続できるセルフケア法
心身のセルフケアは、日常的に取り組んでいくことで効果を発揮します。 難しかったり、手間がかかる方法では、長続きしないため意味がありません。 でも、ご安心ください。当講座でご紹介するセルフケア(ストレッチ・エクササイズ等)は、誰にでも、どこででも、すぐ簡単に始められ、楽しく続けていただける内容となっております。もちろん、効果もバッチリです。 ぜひ、研修後も実践を続けて、幸せな健康ライフを送ってください。
* 研修後に実践しやすいよう、「ストレッチ&エクササイズ資料」をお渡しいたします。 ひと目でわかるようA4用紙1枚にまとめており、しかも、写真付なのでわかりやすいと好評です。
プログラム (一例) 半日研修
時間 | 概要 |
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0:00~4:00 | 1.心の健康づくりの重要性の理解 |