ファシリテーション研修

会議、ミーティング等の進行を、上手にマネジメントするスキルの習得が狙いです。組織や参加者の活性化、協働を促進させる、リーダーにとって必要な能力です。

研修日数 / 適正人数1~2日間 / 25名程度まで
担当者より2日間で実施すると、演習をより多く入れることができるので、さらに高い研修効果が期待できます。

プログラム例はこちら

『ファシリテーション』とは「会議やプロジェクト活動を円滑に進行させる方法」であり、『ファシリテーター』とは、そのスキルを生かして「話し合いやコミュニケーションを舵取りするまとめ役」のことを指します。ファシリテーターは“意思決定を促進する人”です。参加メンバー全員の参画を原則として場を活性化し、満足度の高い合意(意見調整)を目指して進行をコントロールします。
本研修では、様々な場面で生かせるファシリテーション型コミュニケーションを体験学習する内容となっていますので、どのような階層・職種の方でも有効です。

研修の特色

・講義で学んだ内容を実習で体験的にトレーニングします。丁寧なフィードバックで具体的な課題を明確にし、様々な場面に活用していただけるようアドバイスします。

・分かりやすく振り返るやすいテキスト資料で、体系的かつ継続的に学べるように促します。

・「論理的な思考や表現」「対人コミュニケーション」など、必要な要素をそれぞれ専門分野としている講師が担当しますので、多面的かつバランスによい指導が行えます。

研修のねらい

“職場の活性化”や“質の高い業務の遂行”を目的として、会議や打ち合わせ等の運営に有効なファシリテーション能力の向上を目指します。


① ファシリテーション型コミュニケーションの重要性やイメージを明確にします。

② ファシリテーション型コミュニケーションの基本スキルを学びます。

③ ファシリテーション型会議での進行役(まとめ役)のコツを学びます。

特に受講をおすすめしたい方

・職場内外での打合せや会議をスムーズに進行したい方。

・取引先・協力会社・利用者・住民など、様々な立場の方が参加される話し合いの場を効果的にとりまとめたい方。

・勉強会・研修会などで講師や進行役を務める機会のある方。

・部下や後輩の指導やとりまとめを行う立場の方。

・プロジェクト管理(マネジメント)を行う立場の方。

プログラム (一例) 1日間研修

時間 概要
9:00~12:00

◆ はじめに (受講者の自己紹介と雰囲気づくりの導入ワーク)
 場の雰囲気づくりにヒントになる導入ワークを行います。


1.場を活性化するためのヒント [講義、ミニワーク]
(1)チームとグループの違い
(2)チームの主なタイプ(ピラミット型とネットワーク型)
(3)チームを活性化するコツ(チーム作りの三大要素、よいチームの条件、メンバーの心構え
(4)リーダーシップ、フォロワーシップとは
(5)リーダーシップやフオロワーシップ発揮に必要な心構え
(6)アドバイスやフィードバックの仕方


2.ファシリテーションとは  [講義中心]
(1)ファシリテーション、ファシリテーターとは
(2)ファシリテーターの役割・心構え・行動原則
(3)ファシリテーターに求められる主なスキル             

13:00~17:00

3.ファシリテ-ター型会議の基本スキル [講義中心]
1)立ち居振る舞いの基本ポイント
(2)参加メンバーの観察ホイント
(3)板書や記録に取り方
(4)会議(話し合い)の手順とポイント
 
・事前準備を行う  ・場を整える  ・意見を拡散する  ・意見を収束する
 ・合意形成、意見調整を行う  ・まとめを行う 等
(5)代表的な「困った」に対する対処法


【実習】ファシリテ-ター型会議の体験練習

・小グループに分かれて、30分程度の話し合い。(グループ討議)を数回行います。

・リレー方式でファシリテーター役を交代しながら務め、各自の課題を明確にします。

・体験から得た気付きを共有してゆきます。

  ※ テーマについては、事前に相談の上で決定します


◆ 研修全体の振り返り

研修担当者の皆様へ

「どのような研修を企画すれば、自分たちの組織のためになるのか」
「どのような研修を実施すれば、受講者が満足するのか」
研修担当の皆様は、日々、このようなお悩みを抱えていることと存じます。
私どもが目指すのは、受講者はもちろんのこと、ご担当者にも満足していただける研修です。
「総合教育に頼んでよかった」
そう言っていただけるよう、ご担当の方と協力しながら取り組んでいきたいと考えております。